カルティエ タンク・ソロ LM 実はすごく心強い、カルティエのドレスウォッチ

カルティエ タンク・ソロ LM 実はすごく心強い、カルティエのドレスウォッチ

さて、今回の「時紡ぎ」は前回より引き続き、カルティエのタンク・ソロです!!

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ボトムライン・モデルでありながらも、実のところは元祖タンクのデザインを一番踏襲しているのではないかと思えるタンク・ソロ・・・

ちょっと色々とあって売却してしまいましたが、今もまた再び購入を狙っているモデルでもあります(笑)

何がいいって・・・

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防水が日常生活レベルまで保証されているので、まあまあガンガン使えるんですよね。 これがありがたい。

通常のカルティエのこのタイプのモデルとなると・・・

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このような金無垢の上品な時計を着けたいと思いますよね。

特に上のモデルはカルティエが時計愛好家のために1999年に発表した機械式腕時計コレクション「コレクションプリヴェカルティエパリ」のタンク・アシンメトリー。

中の機械は高級ムーブメントのフレデリック・ピゲ。 宝飾メーカーという言葉が失礼なくらいの逸品です。

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ただ、本当のドレスウォッチなので、汗をかくようなシチュエーションで使うことは想定されていません。 完全非防水(笑)

カルティエの金無垢ドレス系は、少し前のモデルになるとこういうのが多いんです。

これは日本ではキツイですよね。 そんなに酷使するつもりはなくても、5月を過ぎると何かと汗をかきやすくなります。

でも、すごく上品なカルティエの時計をファッションに合わせたい・・・

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そんな時にこのタンク・ソロ・・・。

すごく上品なカルティエのデザインを踏襲していながらも、防水が効いています。

冬場でも地下鉄に乗ったりして混んでいたら、暖房や周りの人の熱気で汗をかいたりします。

そんな時でも、わざわざ気にして時計をはずしたりする必要がないんですよね。

ロレックス サブマリーナ 16800 ミリタリーの中にスマートさが混在。 優秀な普段使いヴィンテージ

 ロレックス サブマリーナ 16800 ミリタリーの中にスマートさが混在。 優秀な普段使いヴィンテージ

仕様:ステンレススチールケース&ブレスレット、自社製クロノグラフムーブメントエルCal.3035(パワーリザーブ約48時間)、サファイアクリスタル風防、防水性:300m防水、マットブラック文字盤(日付表示、トリチウム夜光塗料インデックス&針)、

サイズ:ケース横40.0mm、厚み約12.0mm

生産終了品

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前回よりインプレしておりますロレックス サブマリーナ16800ですが、今回はいよいよ使ってみた感触です。

お顔は上の画像を見ていただければおわかりのように、バリバリのヴィンテージです。

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文字盤はマットブラックなのですが、真っ黒ではなく「ブラウン・グレー」のような感じですね。

濃いめのカーキーとも呼べるような色で、ミリタリー感が強い文字盤です。

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こうやって見てみると、白いインデックスの上にトリチウムを載せたのがよくわかりますね。

下地の白いインデックスがわずかに見えて、その上のトリチウムが少し黄色く焼けています。

針も少し劣化していますね。

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インデックスはフチなしの中でもごく初期の少し大きめである「マキシ」と呼ばれるタイプです。

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(出典元:WatchBlog.dk

この16800の一つ前の世代である1680は風防が煙突のように上にせり上がったプラスチック風防。

風防の側面が大きく上にせり上がり、しかもプラスチックにはサファイアクリスタルほどの透明度がないものですから、視覚的にも風防のせり上がりがまるで文字盤を縁取っているかのように感じることができます。

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それに対してこの16800はサファイアクリスタルの硬度、そして時計ケース本体のケーシング技術の発達ゆえか、風防がそれほど上にせり上がっておらず、しかもサファイアクリスタルの透明感もあり、シェイプ的には現代的なスマートさを感じるんですね。

最近のミリタリーブームで復刻した現行モデルのような色合いを感じることができる・・・それでいて1980年代のものなので、30年以上前・・・。

ヴィンテージと名乗るにはいささか若い気がしますが、それでも月日の積み重ねを感じさせる時計でもあります。

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シェイプ的なアウトラインは現行の1世代前の5桁16610であり、それでも顔はヴィンテージ4桁の1680・・・

ヴィンテージ感と共存する現行モデルのようなシャープさはなぜかIWCにも通ずるような気がして、5513が来なければもうちょっと持っててもよかったかなあ・・・という気もします。

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腕に載せてみると、これがまた本当に引き締まる!!

5桁16610のシルバーフレームが付いたインデックスのキラキラ感もいいですが、余計な装飾がない分、ブラックの精悍さが際立ちますね。

まさに無骨なサブマリーナ!!