パテックフィリップ スーパーコピーは、ノーチラスの新作「ノーチラス 5711/1A-018」を発表した。素材を従来のSSから18KWGに改めたケースは、2ピース構造を採用する。価格は938万3000円。
By 細田雄人
パテックフィリップ ティファニーブルー 「ノーチラス」Ref.5711/1A-018
自動巻き(Cal.26-330 SC)
30石
2万8800振動/時
パワーリザーブ約45時間
SSケース(直径40mm)
120m防水
新しいノーチラスは原点回帰だけじゃない!
パテック フィリップは「ノーチラス」の最新モデルを発表した。2006年から15年にわたって生産され、21年いっぱいで販売を終了した「ノーチラス 5711/1A」の後継モデル「ノーチラス 5811/1」は18KWGケースを採用。1976年のデビュー時に薄型化と120mという高い防水性能を両立するために採用された2ピースのケース構造が復活した。
ミドルケースとケースバックが一体化されている2ピースケースは、3ピースケースと比べて薄型化が容易だ。そのためだろう、5811/1のケース厚は8.2mmと、5711/1Aと比較して0.1mm薄くなっている。
さらに今回のモデルチェンジでケース径は10〜4時で41mmと、5711と比べて1mm大きくなった。ケース構造を2ピースに戻したことに加え、“ジャンボ”の愛称で親しまれたオリジナルの42mm径にサイズが近づいたため、ノーチラス 5811/1の持つ雰囲気はグッとオリジナルに近づいたように思える。
なお、ムーブメントは引き続きCal.26-330 S Cを搭載する。ノーチラスはかつて巻き真を文字盤側から外すことのできないCal.315 S Cを載せるにあたり、ケースを3ピース構造に変更した経緯があった。しかし、新作では2ピースケースを実現すべく、すでに熟成が進んだ名機をさらに改良。特許出願中のため、詳しい構造は語られていないが、オシドリとカンヌキの設計を改めることによって、この問題を解決している。
見た目以上に大改造が行われた新作だが、ノーチラスのもつ時計としての魅力は不変だ。より薄くなったケースは元々優れていた装着感をさらに向上させているはずだし、文字盤に使用するブラック・グラデーションのブルー・ソレイユの発色も画像を見る限り良好である。古典的なスタイルを守り続けながらも、ブレスレットに2mmもしくは4mmの延長が可能なエクステンション機能が付くという新しい挑戦も見られる。