初詣もしばらくお預けとなりそうな新年の始まりに、せめてお守りくらいは手に入れたいという人へ。自宅で受け取れる、可愛いお守りをお取り寄せしてみよう。色柄をカスタマイズできるものや、パートナーとのペア、ブレスレット型など見た目もスタイリッシュなお守りで、今年の運気をアップさせて!
異なる結び目が美しい「仕事結び守り」/宝満宮 竈門神社
結び目が美しい「仕事結び守り」は、すべては“むすひ”(結び)によって生まれ成すと考える神道の概念のもと、仕事の縁を祈願するお守り。組紐の色と結び目によって由来が異なり、総角結びの紅緋は「力強い生命力」「栄華」、黄金色の吉祥結びは「金運」「幸福」「平安」、本紫の相生結びは「気高く高貴な品性」「成功」を祈願する。自分にとって何を大切にするべきか、振り返り一年の目標を立てるのにもぴったり。
また、 竈門神社の授与所は、片山正通による設計で、ジャスパー・モリソンのインテリアが置かれており、いつか訪れてみたいお洒落空間だ。
パートナーとお揃いで持ちたい「よりそひ守り」「つれそひ守り」/乃木神社
挙式会場としても有名な乃木神社は、乃木将軍の文武両道はさることながら、生涯連れ添った静子夫人とともに夫婦和合の神としても祀られている。プレ花嫁の間で人気を集めているのが、紋服と白無垢をあしらった「よりそひ守り」だ。また、長年連れ添ったパートナーには、熨斗柄が対になった「つれそひ守り」を。キュートなペアお守りは、今までにない日常下で、ふたりの絆を確かめるように持ちたい。
水引のハートモチーフで恋に勝つ!「恋勝まもり」/東郷神社
原宿・竹下通り沿いに位置する東郷神社には、勝利を呼び込む東郷平八郎の剛健なイメージとは裏腹に、トレンド発信地ならではのお洒落なお守りも揃っている(ビームスとのコラボというものも!)。昨年12月には、“恋に勝つ”とばかりに、恋愛の勝利と強運を祈願する「恋勝まもり」が加わった。縁を“結ぶ”水引をモチーフにハート柄が描かれており、六角形のパッケージもスタイリッシュ。
編糸の色合わせが魅力のブレスレット型「神むすび」/ 阿佐ヶ谷神明宮
色とりどりの糸で編まれた美しい「神むすび」は、阿佐ヶ谷神明宮の巫女らの手で仕上げられた、レースブレスレット型お守り。通年で頒布される15種に加えて、季節や例祭に合わせた限定デザインもあり、思わず揃えたくなる。上品な色合わせと三日月や鳥居などの愛らしいモチーフは、お守りらしからぬハイセンスさだ。2020年末からは、数量限定で新たに「小槌」3色が追加されている。
季節の花々が月替わりで描かれた「月次花御札」/根津神社
100種3000株ものツツジが咲き誇る、境内約2000坪のつつじ苑が有名な根津神社。下町にありながら自然を感じられるスポットらしく、季節の花をモチーフにした「月次花御札」は、板札に日本の花々がクラシカルなイラストで描かれている。1月は松、2月は梅と、月々の花の御札を飾ることにより、部屋の邪気を祓ってくれる。季節の移り変わりを感じながら、12カ月コンプリートして月替りで楽しんでみては?
>願いが叶う、都内のフォトジェニックな非日常空間!「根津神社」
ポップな和柄のオーダーメイド型「OMAMO」/池上實相寺
寺離れの時代に、かつて拠り所であった寺を身近な存在に、と池上實相寺が監修するオーダーメイドお守り「OMAMO」。自分の祈願内容を入れ、好みの配色パターンを選ぶと、まずは日本の文様を用いたデザインを提案してくれる。たとえば亀甲柄なら長寿、厄除けなら矢絣など、日本の文様はそれぞれに意味を持つからだ。デザインが決まると、副住職が祈祷を行い、自分だけのお守りができあがる。取り扱いはオンラインのみ。お守りとしての性格はそのままに、自分だけの願いを込めたポップなデザインにテンションも上がり、思わぬ相乗効果がありそう!?
記事の転載元:https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/2021-amulet